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個人向け国債

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個人向け国債とは、個人で国債を持つことのできるシステムのことを言います。国債は文字通り、国が発行しているものです。

 

もちろん元利については国が保証することになっています。なおかつ、国が発行している金融商品ですから、損害を受けるという可能性はほぼないと断言できるのではないでしょうか。

 

もし、国債が破綻して、お金を取り戻すことができなくなったということが起きれば、それこそ個人の資産どころか、国自体の存亡に関わってきます。ですから、それほど、リスクのない金融商品ということができます。

 

では具体的に、個人向け国債はどのようなシステムで行われているのでしょうか。

 

国債を購入すると、半年毎に金利が発生します。この金利は半年毎に、購入者のところに支払われます。そして満期になると、最後分の金利と元本が返還されるというシステムになっています。

 

この個人向け国債ですが、実は二つの種類があります。それは「変動10年」と「固定5年」という種類です。 変動10年とは、基本的に満期が10年後の国債です。ただし、金利については、半年毎に、その時々の経済状態を考慮し、見直されることになります。 固定5年は、満期が5年の国債になっています。この国債の場合、最初に決められた金利が5年間全く動くことはありません。

 

この2つのうち、どちらを選ぶかについては、その時々の経済状況が大きな判断基準になってきます。 つまり、景気が上昇傾向にある場合ならば10年変動でいくべきですし、景気が停滞しているか、むしろ下降傾向にある場合は固定5年の方が有利になってきます。

 

ですから、経済の動向をきちんと頭に入れておくことが必要になってきます。

 

具体的に見ていきましょう。これは2007年1月〜2008年1月にかけての個人向け国債の金利動向についてのデータです。 このデータによると、固定は2007年1月では1.20%あったものが翌年には0.94%に下降しています。

 

同様に、変動10年でも2007年1月には0.84%つけていた金利が翌年の1月になると0.68%にまで下降しています。

 

このような金利動向を見た場合、この時点では固定国債のほうが有利ということになります。しかし、経済は水物で、ちょっとした事で大きな変化がおきることがあります。ですから、情報をできるだけ集め、そこから判断を行った方がいいようです。

 

個人向け国債はどのようにして購入すればいいのでしょうか。この国債は、銀行や証券会社、ゆうちょ銀行で購入することができます。 購入することのできる単位ですが1万円を最小単位として、そこから1万単位で購入することができます。そして換金の方法ですが、固定の場合は2年後に、変動の場合は1年後に手数料を支払って換金することができます。

 

また中途で解約する場合ですが、かつては元本割れを起こし、損をすることが考えられました。というのも、変動制の場合は解約時からさかのぼって2回分、固定制の場合は4回分の税引き前の状態から手数料を差し引くという形をとっていました。これは一種の手数料という風に考えられていました。 このため、短期で解約をすると、損をするという事態も起こりえます。

 

ところが2008年4月15日より制度が変更されています。変更後は、税引き後の利子のみを差し引いた額で、基本的には額面どおりで買い取るということになっています。ですから、元本割れが起こることはどれほど短期で解約したとしても、起こらなくなっています。 しかしこの個人向け国債には、購入時に注意点があります。というのは、四六時中購入することのできる国債ではありません。1月、4月、7月、10月の年4回しか発行をしていませんので注意が必要です。

 

また、基本的には国債用の口座を設置する必要がありますが、銀行によっては口座管理のための手数料を取るところもあります。

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